真栄原社交街ﾊﾟｰﾄ17
[140:名無しさん(2008/02/16(土) 23:22:18 ID:???)]
不覚にも､けしからん子に当たってしまった｡
そろそろ次の給料日まで節約ﾓｰﾄﾞに入るとこだった俺､5kだけ遊ぼうと思って､出かけて行った｡
そしたら運よく､超ｶﾜｲｲ子を発見！初めて見る２０歳ぐらいの子｡ちょうど店の入口に出てきたばかりのようで､
客を見ずにそこにいるﾈｺとじゃれようとしていた｡
俺は迷わず入ると決めて､その子に､ぜったい入りたいから誰も入れないで待ってて､と念を押した｡
車を止めに行って戻ってきたら､自分が店に到着するまでの間､２〜３人の人が群がって入ろうとするのを片っ端から断ってるのが､遠くから見える｡どうやら､この子を見かけた客は､すぐにその場で入る入ると決めてるようで､今思うと､実際に俺がこの子を見れたのは､ﾀｲﾐﾝｸﾞ的にも確率的にも､かなり運がよかったのかも知れない｡
いよいよ到着したら､｢ﾈｺも一緒に部屋に入れていい？｣｡そんなこと店がいつも許してるのか？と思ったが､さすがにﾈｺとは外でﾊﾞｲﾊﾞｲ｡部屋に入って話しを聞くと､ﾃﾞﾋﾞｭｰ２日目！これはある程度ｽﾞﾚたことを言っても（ﾈｺのこと）､仕方がない｡
その場で俺が､これから常連になります！といったら､｢ﾜｰｲ､初めての常連が出来たｰ｣と､はしゃいで見せた｡
会話をしてみると､緊急に金が必要になったから､ここで働くことにした､とのこと｡
軽くｼﾞｬﾌﾞ的な会話をしたら､無垢な部分がところどころに垣間見える｡あまりこの世界をわかってないらしく､前日をひっくるめて､まだ性質（ﾀﾁ）の悪い客に当たったこともないらしい｡この仕事を割り切っているというより､この仕事だって続けたらきっと何かいいことがあるかも知れないから頑張ってみよう､と自分に言い聞かせてるような､まるで希望に満ちたﾙｰｷｰのよう｡
あまりの初々しさに､俺の心は､萌えまくりでﾒﾛﾒﾛで七転八倒｡こんな子が？ここで働くなんて？ここでの接客の基本ﾙｰﾙはわかっているようだが､これから先､無理を要求してくる客に､はたして｢ﾀﾞﾒ｣と言えるのかどうか｡見ててとても危なっかしい｡
[00:名無しさん(2099/12/34(日) 12:34:56)]