小型ラブドール
[63:nepia(2006/06/29(木) 15:50:01 ID:???)]
(ガンスリンガーガール 293氏宅襲撃特別編)
「ジャン、外の様子はどうだ?」
「(ザァッー)いま、1課の人間が293氏の帰宅を確認した。作戦開始は3分後だ。」
「ヒルシャーは?」
「(ザァッー)屋根にとりついた。これからトリエラを降ろす。」
「いいかい?ヘンリエッタ、作戦を説明するよ・・・」
「はい・・」
「まず僕達が先に正面玄関より揺動を兼ねて突入する。
そのあと30秒後にトリエラが裏の窓から侵入して挟撃、せん滅する。
リコが向側の建物から狙撃・バックアップしてくれる。いいね。」
「はい・・」
293氏宅の玄関の両サイドに立つジョゼとヘンリエッタ。
「・・・・」「ヘンリエッタ、時間だ。エントリー!」
「はい。」
ドアを蹴破るジョゼ。と同時に火を噴くヘンリエッタのP90サブマシンガン。
タタタタタタッツ、キュンキュン!!
弾痕模様が広がる293氏の自宅廊下。一瞬の静寂。応戦する気配はない。
「1課の情報によるとココが293氏の部屋だ。油断はするな293氏は名の知れた
ベレッタの使い手と聞いている。」
「トリエラの動きに呼応して突入する。ヘンリエッタ、いいね。」
「はい。」
パンッパンッ ガシャーン
渇いたSIGの発砲音と共にザイルの反動を利用して窓を破り突撃するトリエラ。
タタタタタタッツ、パンッパンッ・・・
「おかしい、弾がはじき返されている!二人とも引くんだ!!」叫ぶジョゼ。
命令を無視してナイフで跳びかかるトリエラ。
・・・だが、窓際まではじき飛ばされてしまう!
硝煙のなか部屋の様子が浮かび上がる。
うずくまる293氏と見られる男、そして傍らには手をかざしこちらを睨む
赤いヘッドドレスの少女・・・し・・真紅!?
「まったくもう、ホントに、ナニのとき以外は役に立たない家来なのだわ!」
(劇 終)
・・・っておいおい。
[00:名無しさん(2099/12/34(日) 12:34:56)]